勤務時間と残業時間の計算方法(労働基準法のポイント)

1週間の出勤・退勤時刻を手で足し算すると、ミスが起きがちです。分は10進数のようには足せず、休憩を引き忘れ、夜勤は日付をまたぎます。

1日の勤務時間

勤務時間 = 退勤 − 出勤 − 休憩。9:00〜18:00で休憩1時間なら8時間。22:00〜翌7:00で休憩1時間も8時間です。勤務時間計算は日付をまたぐ勤務も正しく計算します。

分を10進数に

給与計算では10進数の時間を使います。分 ÷ 60で換算:15分 = 0.25、30分 = 0.5、45分 = 0.75。7時間45分は7.45ではなく7.75時間です。

労働基準法の基本

  • 法定労働時間は1日8時間・1週40時間。これを超えると時間外労働です(36協定が必要)。
  • 時間外労働の割増は25%以上、月60時間を超える部分は50%以上。
  • 深夜(22時〜5時)は25%以上、法定休日は35%以上の割増。
  • 休憩は6時間超で45分以上、8時間超で1時間以上。

計算例

月〜木に9時間、金曜に8時間働くと合計44時間。1日8時間を超えた分(4日×1時間)が残業で、残業4時間・所定40時間です。時給1,500円・割増25%なら、40 × 1,500 + 4 × 1,875 = 67,500円(額面)。

1日と週の両方に上限がある場合、まず1日の超過分を数え、残りの所定時間のうち週の上限を超えた分を加えます。同じ時間を二重に数えることはありません。

深夜・休日の割増や変形労働時間制はこの計算機には含まれません。データはブラウザ内だけに保存され、CSVで書き出せます。自分の時給を知るには時給・月給・年収換算を。

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